top of page

【文系のための医学誌】

  • 株式会社 SALES AGENCY
  • 2023年11月30日
  • 読了時間: 2分

このサイトは、医学生と医療系学生を相手に、雑談的講義をした際の覚書から、発展したものです。体裁は、医学生相手に、講義室やベッドサイドで講義する形をとっています。講義のスタイルは雑談ですが、内容は正確で高度であると思っています。実際、彼らにとって、細かな知識は、教科書を読めば得られるのです。国家試験を通るために、否が応でも、知識を詰め込むのですし、教官が教えなくても、実際は80%以上の学生は合格するでしょう。自分で勉強できない学生を救うために、なぜ、受験のためのつまらない講義を仕なければいけないのでしょうか。勉強家の学生には、不幸な大学の今の現実があります。


わたしは、教科書とは離れて、本音を伝えるようにしました。しかし、テストに出ないので、受験本位に考える方にとっては、不真面目な講義と映ったかもしれません。


しかし、読み返してみますと、なかなか、本質を突いていますし、そのために、医学生ではなく、一般の方、つまり患者さんにとってこそ役に立つ文章になっているのかもしれません。

また、このごろでは、これは文系のための医学誌なのかもしれないと、考えるようになりました。忘れかけていましたが、実は、わたしは高校時代、古典の好きな文学部志望の学生で、そんな少数の文系志望者は理科に地学を選択し、のんきなことに、高校3年生の昼休みは、太陽の黒点観察をしていたのですから。

【the web 大腸・肛門・骨盤底疾患スペシャル】

 
 
 

最新記事

すべて表示
【病気が顔を変える】

病気がその顔や姿を変える。そんなことがあるのですね。 犯罪が、歴史や社会とともに、その様相を変える。ということは、よく知られていますね。 昔の日本では、せいぜい空き巣だったのが、今では、強盗になる、というように。 これは、風俗の問題ですから、比較的当然という気がします。...

 
 
 
【最善を尽くしましょうと請け負っていた外科医が】

このごろでは、手術の合併症などに社会の目が厳しくなっているという社会情勢がありますので、たとえ1000分の1の危険率でも、それを強調して医師側はお話しすることがあります。また、少しうるさそうな患者さんには、外科医が手術する意欲をなくしているというここ数年の事情があります。...

 
 
 

Comentarios


bottom of page